EMAとはExponential Moving Averageの頭文字をとったもののことです。
EMA(指数移動平均)は単純移動平均線とは違い、近日の値を離れた日よりも優先してチャートに反映させますので単純移動平均に比べて市場の変化により早く反応します。
また古いデータが計算から外れたとしても大きく変化しないように作られています。
ちなみに単純移動平均(MA)は、現在の値も過去の値も同じように扱い(重みを付け)ます。
しかしながら今後の値を考えていく場合、「今の値」に近ければ近いほど大事なのは言うまでもありません。
EMAの算出式は以下のようになっています。
EMA =P×α+Ey×(1-α)
P:本日の値
α : 2 / ( n+1 )
n : EMAを計算する日数
Ey:前日のEMA(第一回目の計算に限っては前日のMAを取る)
たとえば10日間のEMAを算出する場合直近の終値はEMAの値のうち18%を占めることになります。
なぜならこの場合n=10ですので
α=2/11≒0.18(18%)
となり直近の終値であるPにα(18%)がかかっているためです。
残りの82%は昨日までのEMAに比重がおかれています。
これが単純移動平均ですとn=10とすれば全ての日数に10%ずつ比重がおかれることになります。
普通EMAの期間についてはチャートソフトで随時数字を入力すればその期間におけるEMAを算出しチャートを描くことができます。
EMAが上昇するとき、それはトレンドが上向きであることを示し、買いからマーケットに入るべきといわれています。
買いの最前のタイミングは
価格がそのEMAを一旦上抜き一度EMAに戻るときです。
そうすることで騙しを防ぐことができるからです。
決して価格がEMAよりも上に離れて位置しているときではありません。
売りでマーケットに入るときはまさにこの逆となります。
またフラットなときはトレンド消失状態です。
EMAは直近の日により大きな重みをおきますが加重移動平均(WMA:Weighted MOving Average)は任意に重みを置く日を決めることができますがこれは正直複雑でまた自分の恣意がより大きく出てしまい難しいので使い勝手が悪いと言うことができると思います。
MACDとは長期と短期のEMAを用いて売買シグナルを分かりやすくしたものです。
MACDについてはこちらをご覧下さい^^